2010年05月19日
 

怪しい人の話

 マジシャンジョージです。
昨日マジックバー十時から八時へと移動しているときの話。
十時より東京駅へ向かうときに地下連絡通路を通るのですが、
その連絡通路で正面より歩いてくる警察官2名とすれ違いました。
それから約30秒〜1分後誰かに肩を叩かれた。
誰かな?と思い振り返るとそこには先ほどの警察官2名が。

「お忙しいところすみませんが…。丸の内警察の者です。現在地下鉄特別警戒中につきご協力をお願いしたいのですが。」

「えっと…。構いませんが何をすれば?」

「まず質問にお答えください。ナイフや刃物等鋭利な物をお持ちですか?」
(えっと…。それって質問ではない気がするのですが!?ま、質問には違いないか。)

「いや、持ってないです。」

「本当ですか?」
(う、何この人を完全に犯罪者扱いしている話し方は!!)

「持ってないですよ!」

「では鞄の中を見せてください。」

「どうぞ!ご自由に。」(イライラ。)

「何もなさそうですね。こちらの鞄には。あとそちらの二つの鞄もお願いします。」

一つは八時の備品入れ、もう一つは本日のお客様のためのお食事が入っている鞄。

「いや、備品と食材だけですよ。」

「食材?何で食材なんか?」

「お店で出すんです。今、デリバリー中なんです。早くしないと冷めちゃうんでもういいですか?」

「へ〜、じゃあ配達屋さんなのかな?」
(違う!そうではないのだけれど…。)

「ま、今は配達屋さんです。」

「じゃあ鞄の中見せて。包丁とか入ってないよね!」
(もー結局見るんですかい!持ってないって言ってるのに!!)

「あの〜本当に急いでるんでもういいですか?」

「はい!大丈夫です。お時間とらせてすみませんでした。」

この間、約10分。
行き交う人々は興味津々の目でこちらを見ている。
悪人摘発の瞬間か!と。
そりゃ〜そうだ。
スーツに黒のYシャツに紺のネクタイ。オールバックのヘアースタイルにサングラス姿なんて、
一般のかたから見たらヤク○かチンピ○くらいなものですからね。

そりゃ〜警察官も疑うわな〜。

でも見た目で人を疑うのは如何なものかな〜と感じてしまった今日この頃でした。

Posted by george at 06:11 |

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