白龍王子です。
その医者がどんな高い技術を持っていたとしても、病人を治せない限りその医者は役立たずである。あまつさえその病人を悪化させるなど、言語道断であり、絶対に許せないことである。
逆説的であるが、神様も人がいるから存在するのである。人を幸せにしない宗教など存在する価値が無い。人を脅して金をとったり、いたずらに苦しみを増していくものは宗教では断じてない。
マジックも然り。たとえ建前だけであるかもしれないが、人を幸せにするためにこそ「欺く」という行為が正当化される。
自分は明日でEMPOWERというこのすばらしい会社を卒業しますが、そこだけはぶれていくつもりはない。
お知らせ:
ブログに関しては、現在遅遅として(笑)新しいものを製作中です。
2月上旬までにはなんとか公開したいと思っています。
アドレスは
http://www.wizartist.com/
でございます。
ちなみにご連絡はしばらくの間、
wizartiste@gmail.com
にお願いします。
ご無沙汰しております、白龍王子です。
先日花屋の店先に、もう桜が並んでいました。
桜というのは寒い時期を経験しないと花をつけないそうです。
つらく厳しいと思えることも、実は必要なことだったりします。
受験生の諸君は今が一番大変な時期なのかな?
いつの間にか「東大出身」が売りになってしまった先輩からひとこと言わせてもらうと、あの時期は無駄じゃなかったなぁ、と今もしみじみ思うのです。
世の中もやれ100年に1度の不景気だとか騒いでいますが、先に進むためには必要な痛みなんじゃないかなぁ、と思います。
数年前、僕は人生をやめたくなるほどの大失恋をしましたが、そのおかげで得たものや仲間や大切な人もいます。
光の射す方へ、光の射す方へ。
朝の来ない夜は無い。
どんな巨大な闇も、かすかな光の存在を消すことはできない。
そして冬の後には必ず春が来て、花が咲き乱れるのだから。
「石川遼クンってさあ、アタシなんかダメなのよねー」
「えー、なんでー? かわいいじゃん」
「だってさー、かわいい顔してスタイルもいいけど、おっさん臭いじゃん。格好とかさー」
仕様が無ぇだろ。ゴルフはおっさんのスポーツなんだから。
でも女子ゴルファーの格好は若くて、幾分かわいく見えるから不思議。
かつてはこんなイカした格好の人もいました。故・Payne Stewart氏。
謝辞:
独立の公表以来、十二時にご来店された皆様から、多くの応援・励ましの言葉を頂戴いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。
重ねて申し上げますが、十二時や八時には引き続き出演しますので、ご安心くださいませ。
あけましておめでとうございます。
白龍王子です。
旧年中は皆様には大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
さて突然ですが、皆様にお知らせがあります。
2009年2月1日より、私、白龍王子は株式会社EMPOWERを退社し、独立することとなりました。
在籍中には多数の方々のご愛顧を頂き、人としてまたマジシャンとして大きく成長することができました。この感謝は言葉には言い表すことができません。
今後は今までより自由な立場でいろいろなチャレンジをして、更なる成長を皆様にご覧に入ることをお約束いたします。
変わらぬご声援・ご叱咤のほどお願い申し上げます。
尚、十二時・八時に関しては、出演日が少なくなりますが、引き続き出演いたします。
詳細がわかり次第、お知らせいたします。
みなさまにとりましても、勇気と希望が満ち満ちた年になりますよう、お祈り申し上げます。
白龍王子です。
今日は打ち合わせで吉祥寺に行ってきました。
多分ここに来たのは5年振りくらいじゃないかなぁ。
吉祥寺は渋谷や下北沢と並んで、自分が20代を過ごした街であります。
特に吉祥寺は、世話になった先輩と初めて男同士サシで飲んだり、井の頭公園でストリートマジックをやったり、初めて付き合った彼女が当時住んでいたり、と特に思い出深い街です。
久し振りに訪れたこの街は、家電量販店が増えた以外は当時と変わりなく、いやいろいろと変わっているのでしょうが、自由、若者、青春といった言葉が、なんの臭さもなく溶け込んでいるような、街の雰囲気はまったく変わりありませんでした。
久し振りになつかしい旧友に再会したような、そんな気分でした。
そろそろプロにレッスンを受けようかと考えている、白龍王子です。
昨日、恒例のEMPOWER杯ゴルフコンペに参加してきました。
一緒に回ったメンバーの面々は全員80台でまわるという実力の持ち主。
130そこそこの自分は、プレイの足を引っ張らないので精一杯でした。
うまく当たってボールが綺麗に飛ぶと、その印象ばかりが残って「今回はオレ、いけるんじゃない?」とひそかに期待してしまうんですが、そうは問屋が卸さない(笑)。10本中5本はナイスショットでも、残り半分がミスショットだととんでもない結果になるというのがゴルフ。
たまたまのラックはあるかもしれませんが、結果というのは残酷なくらい実力を反映してしまうものなのですね。
麻雀とゴルフは人生を教えてくれると思う。
白龍王子です。
「銭金の問題じゃねえよ!」ってよく聞くけど、そういうことって、大抵の場合銭金でカタをつけるのがはやかったりする。
まあ、本当に銭金の問題じゃないこともあるんだけど、そんなときは大体プライドを満たされたいだけの場合が多いんじゃないのかなぁ。しかもそんな場合に限って、つまらないプライドだったりするんだよね(笑)。
譲れないものってあると思うけど、もうちょっと肩の力抜いて生きればいいのになぁ。
ご無沙汰しておりました、白龍王子です。
最近身の回りが「水木しげる」づいていましてな、妖怪というものに興味をそそられています。
妖怪というのは、自然現象や身の回りのちょっとした怪異をうまく説明した体系と言えなくもありません。
「school」という言葉の語源になった「スコラ」というのは「暇」という意味なことからもわかるように、あれこれと考えるのは時間に余裕がある人々の特権でありまして、日々の生活に忙しい人は、例えばなぜ稲妻が起きるのか、ということをとことん突き詰めている暇などないのであります。雲の中に「カミナリさま」が住んでいてそれが稲妻を起こすことにしてしまう、またそれでうまく機能してなんら支障がないからOKなのであります。
凧を飛ばして「稲妻は電気だ!」というのを突き止めるのは、なかなか日々の生活を心配している人にはできないことです。
ちなみに「科学で証明できないから、神様とか妖怪とか霊はウソだ」という人がいますが、もともと全然別の説明体系だから証明できないのは当たり前でありまして、例えば定規で重さを測ろうとしているようなもので、大変ナンセンスな話です。
結局人間は余裕があるときは考えますが、余裕がないと一番ラクな考え方をしようとします。マジックというのはまさにこれに依存しています。
例えば握っているコインが消えた、とします。考える余裕があると、どこにいったんだろう、隠し持っているに違いない、とか考えますが、大変鮮やかな消え方をしたり、隠し持っている可能性をなくしてから消したりすると、コインが本当に「消えた」と考えるのがラクなわけです。考えるのがめんどくさくなってくるのです。
あとはとことんエンターテイメントして楽しむのに忙しくさせて、考える隙を与えない。「考えないほうがラクだよ」という方向にどんどん誘導していくわけです。
(これを悪用すると催眠療法とか振込み詐欺になってしまうのですが)
だから、マジックをやっていて「なんで!?」とか言われるのは、まだまだ未熟な証拠でありまして、「なんで」ということを考えさせなくしてこそ一流なのでしょう。
Mr.マリックはかつて「毒薬をある人の体内に移動させてほしい」という依頼を受けたらしいですが(笑)。
プロマジシャン猿、の白龍王子です。
今週末にEMPOWER杯(ゴルフコンペ)があるので、時間を作って打ちっ放しに行ってきました。
王子のホームグラウンド、神宮外苑の練習場。
ところでお客様から、店(十二時)の営業時間を告げると、「夕方から朝まで働いていて、大変だね」と言われることがあるのですが、疲れることがあっても大変なんてことはありません。
好きでやっていることですから、たとえハードワークでもヘイチャラなのです。
逆にヘイチャラでないようなら、止めてしまえばいい。ただそれだけのことなのです。
自分にとってゴルフは仕事の次に楽しいことなので、たとえ睡眠時間を削ったとしても、全然平気なのです。むしろ運動不足を解消するいい機会ですし、青空の下、白球が高く飛んでいくのを見るのは、大変気分がよろしい。
例えスコアがボウリングのそれと勘違いされる程のレベルであっても、楽しいものは楽しいのです! うまく飛んでいけば快感ですし、ミスショットしてもそれをどうリカバリーするのか、というのもまた味がある。
ただ、何事もはまり過ぎるのは考え物です。
小指の付け根に注目
あんまり夢中になりすぎて、手にマメを作ってしまいました(笑)。
多分学生のときに、肉体労働のバイトしたとき以来。
いやー、もう少しで仕事に支障をきたすところでした…。
テニスの白龍王子様です。
今やスポーツ漫画の泰斗となった塀内夏子さんが、その昔駆け出しのころ、「フィフティーン・ラブ」というテニス漫画を描いていらっしゃいました(当時は塀内雅人)。
16歳の主人公が全米オープンでベスト16に進出し、最後全英(ウィンブルドン)で優勝する、という話で、当時小学生の僕は胸を躍らせて読んでいたものです。
で、昨日「Air Kei」こと錦織圭選手が本当に全米オープンベスト16進出という快挙を成し遂げました。
ちなみに「フィフティーン・ラブ」の主人公・松本広海も錦織選手も強烈なフォアハンド・ストロークが武器。そしてなんとも見る人を応援させたくなるプレイを見せてくれます。
これを「予言されていた!」と騒ぐこともできますが、どちらかというと「日本人でもこんな選手が出てきてほしい」という願いが、現実になった、というのが近いのではないでしょうか?
昔「キャプテン翼」が描かれた頃なんて、日本がW杯に出るなんて夢のまた夢でしたし、「あした天気になあれ」を描いていたちばてつや氏も、まさか石川遼君みたいなのがでてくるなんて、当時夢にも思わなかったでしょう。
むしろそういう漫画を読んだ人たちが、夢を紡いでいって今があるのかもしれません。
ジュール・ベルヌのお言葉。
「人は想像できることなら、なんでも実現できる」
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