こんにちは、鬼喜王子です。
作家の浅田次郎氏もエッセイで書いているが、「思いがけない出会い」というのは、「邂逅(かいこう)」と「遭遇(そうぐう)」に分かれる。前者は会ってうれしい出会い、後者はあまりうれしくない出会いである。
毎日不特定多数のお客様と会うこの仕事をやっていると、思いがけない人に会うことも少なくない。
先日、音信不通だった学生時代の友人が店に遊びに来てくれたときは、本当にうれしかった。この仕事やっていて、ちょっと名前と顔が知られていないとこんな経験はできない。
このように思いがけない出会いが全部が邂逅ならいいのだが、残念ながら遭遇してしまうこともある。
鬼喜王子の休日にサウナはかかせない。休みの日をどれだけリラックスして過ごせるかが翌日からの仕事のクオリティを左右するのだ。
後楽園にあるラクーアに行った翌日、店のスタッフがあるお客様から「鬼喜王子って後楽園に住んでいるんですか?」と聞かれたらしい。なるほど、名前と顔を知られるということは、いいことばかりではないらしい。
どこかでお客様と「遭遇」する可能性があるということだ。
何が言いたいかというと、もはやコンビニで○○な本は立ち読みできない。