こんにちは、ハト博士の鬼喜王子です。
昔のりピーが「うさぎは寂しいと死んでしまう」と言っていたが、コラムニストのリリー・フランキー氏の実体験によれば嘘っぱちらしく、オス同士2羽飼うよりは1羽で飼った方が元気に育つそうだ。
さて、我々手品師のパートナーであるハトも、世間では「平和の象徴」とか言われているが、これも俗信で、これほど好戦的な動物はそうはいないだろう。
10年近くハトとつきあっているボクがいうのだから間違いない。
つがいならそう問題はないのだが、オス同士、あるいはメス同士になると、一緒の籠に入れたとたんに威嚇(いかく)し始めたり、実際に攻撃を始めたりする。本当に喧嘩っ早い動物である。
そんなこいつらも不思議とショーの最中はおとなしくしていることが多い。人前に出て緊張しているのか単なる内弁慶なのかはわからない。
ハト同士だとこんな感じなのだが、人間に対しては割とおとなしいです。
あと「ハトに触りたい」と言うお客様が結構いらっしゃるんですが、公衆衛生上お断りしています。別にそんなに汚くはないんですけど、念のために。
ちなみに触った感触は、ふわふわして気持ちいいです。
マジック界のインテリ、鬼喜王子です。
マジックには、それをやっている人間を狂わせる何かがあると思う。
権力を持った人間が権力に酔って自分を見失って行くように、突然カネを持った人間が人格が変わってしまうように、マジックという力を持った人間は、歪んでしまいやすいものなのだと思う。
マジックというのは勿論、タネも仕掛けもあるものなのだが、力を持つという…では本物の魔法と変わりないからだ。
ヨガの行者は、修行の過程でいわゆる「超能力」を身につけるらしいが、大切なのはその力に酔わないこと、他のものごと同様、なんでもないもののひとつとして受け入れることなのだそうだ。
残念ながら、僕はマジックの力に酔い、堕ちてしまった人間を何人も見て来た。暗黒フォースの力に魅せられ、巨大な悪となったダース=ベイダーとは違い、つまらない人間となってどこかに消えて行った。
また一流のマジシャンにも何人かあったが、例外なくいい人たちばかりだ。
たぶん彼らは、力の誘惑に打ち勝ってきた、本当の強さを持った人間なのだからだろう。
「もうシャバダバよ」な鬼喜王子です。
以前このブログにも書きましたが、去る8月20日にマーカ・テンドー氏の紹介で、海老名にあるオークラフロンティアホテルで1時間のマジックショーを行ってきました。
1時間のショーをやるのは2年ぶりということで、いろいろ大変でしたが、お陰さまで盛況のうちに終わることが出来ました。
これも好意的に協力して頂いたスタッフの皆様、当日会場に足を運んで頂いたお客様のお陰です! ありがとうございました。
ショーには地元の方々だけではなく、まだ僕が「鬼喜王子」となる前から応援して頂けた方々や、十二時のお客様にわざわざ足を運んで頂き、感激しました。せめて事前にご連絡頂ければ、何かできたのですが…。
そしてなんと今回は、9月29日放送予定の「スーパーテレビ」の密着取材を受けました。この度は昼と夜の2回公演。普段はショーの間ゆっくりできるのですが、今回はカメラに写されて緊張しっぱなし。貴重な体験をさせて頂きました。
今ならウェンブリーで密着取材を受けたエーちゃん=矢沢永吉の気持ちがよくわかる…。
渋滞の中海老名まで来て頂いてものすごく気を使って頂いた撮影スタッフの方にはこの場を借りて御礼申し上げます。
ちなみにこの「スーパーテレビ」は前田知洋氏がメインの番組なので、どこまで映るかわかりませんが、皆さんも是非チェックしてみて下さい。
「わいはキキや、プロマジシャン・キキや」の鬼喜王子です。
先日のブログにて「夏風邪をひいた」ということを書いたら、たくさんのお見舞いのメッセージを頂きました。恐縮です。とはいえ、皆さんにご心配をかけるようなことは書くものではないな、と思いました。
お陰さまで「食って寝る」という病気療養の基本に立ち返ったところほぼ全快いたしました。あとは薬の飲み過ぎで出来た口内炎が残っているくらいです。ご心配をおかけしました。
そうそう、先日のゴルフで話してなかったことがあったんです。
その日一緒にラウンドしたT氏から「グリーンに近づくほどうまい」と評された通り、その日の僕はティーショットとセカンドはそこそこ、パットは(初心者にしては)神懸かり的、アプローチもなかなかの冴えをみせていました。
そのホールでは僕のボールはグリーン脇の傾斜のある深いラフに落ちていました。パー4の4打目。選んだクラブはSW。もちろん、実力をわきまえずにチップインを狙っていました。
草を刈る音とともに打ち上がったボールはきれいな弧を描きながら、なんと風にはためく旗に当たったのです(もちろん偶然)。
とっさに「秘技、旗包み!」と叫んだものの、マンガのようにうまくいく訳はなく、ボールはグリーンの反対側へ。周囲の暖かい失笑につつまれながらダブルボギーを叩きました。
もう藤子不二雄Aのマンガは二度と読まん。
微熱少年、鬼喜王子です。
夏風邪をひいてしまいました。
ことの発端は日曜日、うさぎやゴルフコンペでの昼食時。
前半を65で廻ったのに気分を良くして、「こりゃ120代もあるかな?」と気を良くしてビールをガブ飲み。そのせいで胃袋が縮こまって、後半いくら水を飲んでも水分補給ができず、脱水症状を起こす失態を演じてしまいました。
(それでもトータル133を叩き出したのは、前回180代だったことを考えると立派といえるスコアでしょう)
それでも月曜日にあった全日空の「日本-韓国間増便記念セレモニー」は、さすがに緊張感からか無事に終えることができたのですが、その後どうも体がだるくて熱っぽい。
火曜日になると本格的に風邪の症状がではじめて、ちょっとやばいかな? とも思ったのですが、その夜うさぎやにいらっしゃったジャズミュージシャンの綾戸智絵さんに手品を見せた時に、彼女とその息子さんの喜びにつられて大ハシャギ。
綾戸さんには「この子のおとうちゃんにならんか?」との最高の褒め言葉を頂き、「明日テレビの収録で声がでなかったら、あんたのせいやで!」と大変ご満足の様子。
しかしながら、翌日声がでないようになっていたのは、僕の方でした。
という訳で、今週は十二時にいらっしゃっても私の美声は聞けませんのであしからず。
みなさんも体調にはくれぐれもお気をつけて。
綾戸智絵さん母子と、うさぎやにて