めんそーれ! やまとんちゅ鬼喜王子です。
今僕は沖縄にいます。
まぶしい太陽。青い空と青い海。気温は30℃近く。
食べ物はうまい。酒もうまい。人々はとても暖かく旅人を歓迎してくれる。
ここには今の日本がなくしてしまった、大切な何かが残っています。
でも沖縄は決して楽園ではありません。基地というものがある限り。
本土ではとても考えられないことですが、ほとんど毎日新聞の1面は在日米軍が起こした事故・事件が載っています。
悲しいことにここでは、米兵の横行がまかりとおっています。それが日常です。
考えてみれば、沖縄の歴史というのは、琉球王国の昔から支配と搾取の歴史でした。昔は薩摩藩、日本政府。そして今は在日米軍と、それを何もせず見過ごしている日本政府。
それでも人々は力強く生きています。眩しいくらいに明るく、暖かく生きています。
中川陽介監督がなぜ沖縄を撮り続けるのかわかったような気がしました。