ひーかるうみ、ひっかるそらっ、ひーかーるーだいーちー、鬼喜王子です。
無事DVDの撮影も終わりました。
沖縄は本当にいいところです!
昨日基地問題についてここで書きましたが、沖縄の外で暮らしている人間は沖縄の事を語れないと思いました。
というのも、撮影は沖縄最大の基地である嘉手納基地の門前町であるコザ(沖縄市)で行ったのですが、沖縄の人は基地ときちんと共存してくらしています。本当にタフです。
またエキストラで来てもらった米軍の人(基地内ではものすごく偉い人らしい)もとても感じのいい人でした。確かに在日米軍というのはわが国における大問題だし、自分の国に他国の軍隊が駐留しているというのは、異常な事態です。
だけど沖縄というのは、ある意味日本ではない。沖縄には沖縄の事情がある。それを無視して議論をするのはまったく無駄である事がわかりました。
わかったことは、沖縄の人はどこまでもタフで明るく優しいということ。
そしてマジックは、人種を問わず世界共通の人を楽しませるものだということ。
来てもらった米軍の将校(コーディネーターのサーファー仲間らしいですが)もとても喜んでくれて、コーディネーターの方に「次のときはお前に波を譲るよ」と言ってくれたそうです。
また路上で撮影していたときに、まだ幼さの残る米兵が「ヘイ、お前はマジシャンかい? David Blaine(アメリカの超有名なストリートマジシャン)と同じか?」と声をかけられて、マジックを見せるとすごく喜んでもらえました。
僕は東大を辞めて(全く後悔はしていないのですが)、マジックの道に入りましたが、自分が選んだ道は間違ってなかったと、改めて再確認できました。素晴らしい出来事を経験し、素敵な人々と出会い、そして出会った人を幸せにできるのですから。
撮影が終わった後の打上げの飲みも良かったのです。僕は沖縄のことは語れませんが、沖縄は、いや琉球は一度は来たほうがいいと言うことだけは言えます。
あらゆる意味で自分が再発見できるところです。
撮影現場