鬼喜王子です。
僕がもっとも好きなエッセイストでもある、直木賞作家の浅田次郎氏はかつて「週刊現代」でエッセイを連載していたとき、露悪癖というか自虐的なネタが多かった。
当時はその理由がわからなかったが、定期的に自分が文章をかくようになってからよくわかった。書くネタが無くなってくるのだ(時事ネタは除く)。
最初のうちは差し障りのないネタが思いつけるが、そのうち自分の恥ずかしい経験やイメージを損なうようなことまで書いてしまう。
まあ自分で終わっているうちはいいのだが、そのうち周りの人間の恥ずかしい話に及んでしまう。それだけに面白いのだが。
という訳で、これを読んでいる皆さんも覚悟して下さいね。