Represent Japan! 鬼喜王子です。
ライブドアの堀江貴文氏が逮捕されて、世間では大騒ぎになっている。
マスコミは手のひらを返したように堀江氏を極悪人扱いしているが、悪党らしく図太く自分の信念を貫いてきた彼には、事の善悪はともかく、羨望の念を禁じえない。
他人の目が気になって、「金がすべてでしょ」って仮に本気で思っていても口にだせるもんじゃない。
他人にはられたレッテルをまったく気にしないで生きているのが堀江氏、それをしょって生きているのが僕・鬼喜王子の生き方である。
僕と堀江氏に共通しているのが「東大中退」というレッテルであるが、内心僕はこのレッテルを大変気にして生きている。「やっぱり東大行っていた人は非常識だ」とか「大学中退する人間はだらしがない」とか言われないように注意している。
逆に「さすがに東大出ている人間は立派だ」と言われたいと思って行動している。
海外で買春したり、観光地で大騒ぎする日本人が大変多いと聞く。
ちょっとした不注意で「やっぱり日本人は…」と思われたりしないように、常に礼儀正しく生きたい。「さすがサムライの子孫だ、すばらしい」と言われたい。
マジシャンだから、一般常識がないと思われたくない。一流のエンターテイナーは一流の人間であることを示していきたい。
僕らは常に「××代表」である。自分の出自、職業、その他もろもろのレッテルを背負って生きているのだ。それを意識すること、それが恥を知ることであり、本当の意味でプライドをもつことなのである。
堀江氏の生き方は魅力的だし、「金で買えないものはない」というのも一面真実であるとは思うものの、やはりこの「恥の意識」がなかったのが、今回の失脚の原因ではないのかと思うのだ。ひょっとすると、車の両輪のようなものなのかもしれない。
御手洗経団連次期会長も「倫理なき経営」ということを言っていたが。
個人的には「やっぱりIT成金は…」というレッテルを吹き飛ばすのを期待したい。
なんて歌があったな〜、と思い出した、鬼喜王子です。
十二時では、売り上げがよかったときとか、気合いを入れて頑張ろうとする時には、近くの24時間やっている寿司屋に行くことにしている。
ちなみに僕・鬼喜王子の寿司の食べ方は、柳沢きみ男の『大市民』の作法通り、あっさり系から食していく。
その日はたまたま鳥羽産の牡蠣があったので注文してみた。
うまい。最初のやつは殻が身に入っていたが、やはり牡蠣は生にかぎるぜ。正月に食ったキムチ漬けの牡蠣もうまかったが。
そして寿司もたらふく食って帰途についた。
寝ていた僕は異様な腹痛で目を覚ました。
トイレに直行。大噴火。噴煙は止まらない。もはやトイレが、ぴあリザーブシート。
翌朝、一緒に牡蠣を食ったゴンちゃん(篠塚支配人)のけろりとした姿の横に、やつれきった僕の姿があった。
今年は当たり年だ。
鬼喜王子です。
過去の自分を知る人と会うことは、ときにものすごく気恥ずかしいものである。
例えば結婚式なんかで親戚の人に会うと、「王子ちゃんはちいさいとき、動物園でライオンが恐くておもらししちゃったのよね〜」などと、20年以上前のことを昨日あったことのように話して、こっちが忘れてしまいたい過去を思い出させたりする。日本が法治国家でなければ、どんな行動をとっていたかわからない。
ちなみに上の話はあくまでたとえ話である。僕の名誉のために言っておくが。
先日八時に行った時のことである。
常連の女性が、ご両親を連れて来ていた。
テーブルマジックを見せたのだが、何か反応が不自然だった。
マジックが終わって開口一番、「あなた大渕さんと金沢八景に来た人じゃない?」
その通りなのである。
5年程前にマジック界にコネもつても何もなかった頃、イベント屋さんと一緒にクラブやライブハウスを廻っていたことがあったのだが、そのとき、金沢八景での落語のイベントに出演したことがあった。
その時のプロデューサーがこのご両親だったのだ。
あの頃の拙い演技を知っている人だけに、赤面の至り、逃げ出したいくらい恥ずかしかったのだが、お二人は僕があきらめずにマジックを続けていてくれていたことを喜んでくれた。
先日のテレビもご覧になったそうで、そのときも「もしかして?」と思ったらしい。
この日マジックを見てまた刺激をうけたらしく、休止していた落語のイベントもまたはじめるようなことを言っていた。
今度一緒にイベントやるときには、前よりももっといい演技で恩返しをしたい。
鬼喜王子です。
僕のプロフィールの趣味の欄に「美術館・博物館めぐり」「フットサル」とあるが、どちらも都合がつかなくて、もう3年程やっていない。
特にフットサルは毎週やっていたくらい好きだったのだが、仲間となかなか時間があわなくて遠のいてしまったけど、別にキライになったわけではないのだ。
僕がフットサルをはじめたのは、1996年。
今でこそフットサルは女性タレントの大会等でメジャーになったが、当時はまだ日本がサッカーW杯に出る前。10人に「フットサル知ってる?」って聞いても、一人知っていればいい方だった。パソコンやワープロでも「ふっとさる」→「フットサル」が一発変換されなかった時代である。
現在は探せばどこにでもあるフットサルコートも、その当時は首都圏だと、都内に1カ所、横浜のはずれに1カ所あるだけだった。
僕がはじめてプレイしたのは、その都内の1カ所、二子玉川にある「ミズノフットサルプラザ(MFP)」だった。
そのMFPが東急グループの再開発で消えてしまうらしい。
サッカーファンにとっての国立競技場、阪神ファンにとっての甲子園球場が消えてしまうような、そんな寂しい気持ちになった。
コートが増えたからプレイには支障ないんだろうけど、やはりあの場所は僕を含めて多くのプレイヤーにとって「聖地」だったのだ。
今僕のアウトドアライフはゴルフに大きくシフトしてしまったが、これを機にフットサルも復活してみようかなとも思う。
一緒にプレイしてくれる人、大募集。
鬼喜王子です。
今年もいましたな、成人式に騒ぐバカ。
ああいうのは、まとめて刑務所か自衛隊かマグロ漁船に入れるべきです。
苦労すれば人格は陶冶(とうや)されますからな。
グレート・サスケ議員もすぐにぶん殴るべきでした。
マスコミももっとある意味「差別的」に取り上げるべきでしょう。
あの幼児誘拐殺人犯のようにとりあげれば、真似する人間も減ると思うのですが。
まあ自分が20歳だったころを思うと、人のことは余り言えないのですが、それでも騒いじゃいけないところで我慢するだけの分別はあったと思います。
我慢できない人間、自分の都合しか考えてない人間、快楽しか求めない人間は大人とは呼べません。
僕が敬愛する作家、隆慶一郎の言葉を借りるならばそれは「どうしようもない餓鬼」です。
中国では大人とかいて「ターレン」と呼びますが、大人物とか人格者とか言う意味だそうです。
京都府出身、高砂部屋の鬼喜王子です。
久し振りにご来店頂いたお客様、アイザワさんにたたみいわしを頂いた。
僕がたたみいわしなるものが、世の中に存在することを知ったのは、まだ高校生のとき。
司馬遼太郎の『燃えよ剣』のなかで、土方歳三とその恋人おゆきが戯れているシーンでである。
司馬が書いている通り、関西にはない食べ物である。
見たことがない、知らない、目にする機会がないから、当然ながら妄想する。
ちなみに僕が実際のたたみいわしを目にするのはそれから7、8年後。
それまで僕が想像していた、たたみいわしは、イワシの蒲焼きのようなもの。
きっと畳みたいに大きくて四角い、ジューシーなものだろう、と勝手に思っていた。
初めて目にした感想。
「なんや、ただのじゃこのカタマリやんけ!」
それは恋人のふとしたしぐさで、たちまち恋が冷めて行くのに似ていた。
それに「こりゃうめぇ」ってもんじゃなかったんですね。
なんで司馬遼太郎はおゆきの好物にしたのかよくわからん。
でもアイザワさん、ごちそうさまでした。
なんだかんだいって一袋いただきました!
頭の回転が止まらないha~ha、鬼喜王子です。
おかげさまで正月休みはゆっくりとできたのですが、頭の回転は、フライホイールのように勢いで回り続けて、おかげでどうでもいいことを考えてしまいました。
靖国神社に行ったときに、屋台でジャンボフランクを食ったのですが、食いながらも「どうしてスワヒリ語の『ジャンボ』とドイツ語の『フランク』が一緒にならなきゃいかんのだろう」と、ずっと考えていました。本当にどうでもいいですね。
そうそう、最近疑問に思っていたのが門松。
といっても角松敏生は今何をしているのだろう、ということではありません。
多分はじめて見たのは去年だと思うのですが、この竹の先が斜めにカットされていない門松。
前からあって僕が知らなかっただけなのか?
それとも過保護な世相を反映して「危ないから切るのやめちゃえ」となったからなのか?
あるいは秘密結社や宇宙人からのメッセージなのか?
真相を知っている人、情報求む(結構本気)。
という訳で、初詣に行って来た鬼喜王子です。
昨年と同じく靖国神社に行って参りました。
先日ブログでご紹介したように、ここのおみくじのお陰で1年をうまく乗り切ることが出来たので、今年もひいてみました。
何が書いてあったかはまた年末に紹介しますが、やはり含蓄深いことを書いてありますな。
ところでおみくじ売り場には外国人向けにこんな案内が。
言い得て妙。イカした訳ですな。おみくじには日本語しか書いてないにもかかわらず。
あけましておめでとうございます、鬼喜王子です。
初日の出を拝んできました。
全日空様の「初日の出フライト」に行って来たのですが、本当に空の上はいつも晴れなんですね。
もちろん仕事で行って来たのですが、まずは空港でのレセプションの席でステージ・マジック。
そして、機内でのクローズアップ・マジックという感じだったのですが、結局、このクロース・アップマジックは全席を廻れないという、残念な結果になってしまいました。
というのも、雲の上とはいえ、天候不順で飛行機が揺れたり、初日の出の予定時刻が遅れたりして、いつマジックをすれば良いのかという判断が、担当の方にもできにくかったからなのです。
おまけに乗客のおじいちゃんが、機内食のおせちをのどにつまらせて、機内が騒然とする一幕も。
(心臓マッサージをしているところを初めて見ました!)
新年早々、満足のいかない仕事をしてしまいましたが、「枠からはみ出て仕事をしなければならない」という、今年の目標を得ることができました。
ちなみに帰りは久し振りにタラップというものを使いました。こんなに近くに飛行機が!