実生活では、ものすごく貯金下手な鬼喜王子です。
今回は実際の貯金の話ではナイ。
最近は「鬼喜王子のファン」と名乗る人が現れたり、このブログを読んで人生相談をしてくる人が出て来た。
ありがたいと思う反面、「なんでオレなんだろう? 他に好きになったり、頼ったりするのに適した人はたくさんいるだろうに。物好きなひともいるものだ」と他人事のように思う自分もいるのだ。
僕は好きなことをして暮らし、好きなことを書き散らかしている、大変お気楽、自分勝手、気ままな人間である。
それでもいろいろと苦労をしたり、壁にぶち当たった時はあれこれと考えたりする。
思うに、今の僕を形作っているのはそういう経験であり、もし輝いているのならば、それは過去頑張って来た経験、僕はこれを「過去の貯金」と呼んでいるのだが、のため他ならないと思う。
みなさんが、そんなわけで僕を頼りにしてくれているのなら、うれしいことである。
この「過去の貯金」であるが、定期預金みたいなものであると思う。
満期になるまで、つまりある程度頑張りの蓄積がないとものにならない。時間がかかるのだ。
定期預金はすぐに使えない。
つまり、今食いつないでいるのはあくまで「過去の貯金」であり、今の稼ぎ=努力や苦労はまったく関係ないのだ。
すなわち、今楽だからといって何もしないでいると、それは何年後に訪れるかは知らないが、将来がひどくなることは間違いないだろう。
種をまいても実るまでは時間がかかる。
人生そうそう楽は出来ないようにできているらしい。