最近、妄発力>毛髪力な鬼喜王子です。
先日リクエストのありました女性の好みについて(ninniさん、おまたせ!)。
つらつら考えて見ると、これは単純な問題ではないことに気がつき、つい書くのが遅くなってしまいました。
よく受ける質問に、「芸能人では誰が好きですか?」というのがあります。
自分はたいていの場合、竹内結子(今や人妻ですが…)と安めぐみ、と答えていますが、別にこの二人じゃないと絶対にイヤ、というわけでもありませぬ。
十代の、自分の願望と妄想の区別がつかない餓鬼のころなら「顔はエビちゃんで、体はほしのあきで、性格は大塚愛じゃないとオレは許さん!」と言えたでしょうが、現実は99.99%、これはNASAの安全基準と一緒なのですが、そんなことは起こりえません。いや、NASAも人身事故を起こすこのご時世、まず100%ありえないといっても過言ではないでしょう。
仮に上戸彩にコクられたとしたら、まぁやぶさかではないでしょうし、もし仲間由紀恵にせまられたとしたら、いくら巨乳好きの自分といえど「はい、喜んで!」と言ってしまうでしょう。長澤まさみに逆ナンされようものなら、尻尾をふってついていくかもしれない。
これを「節操ない」と見る向きもありますが、そうではありません!
SMAPの「世界にひとつだけの花」ではありませんが、「ナンバーワンよりオンリーワン」を求めていくとこうなってしまうのです。私の本質は美の求道者(ぐどうしゃ)であります(本当かよ)。
賛否はあるでしょうか、上に述べた女優の方々がそれぞれに「オンリーワン」な魅力を持っていて、世の男性諸氏がそれに惹かれているのは確かであります。いやいや、彼女たちだけでなく、世にいる女性全員がそれぞれにオンリーワンな魅力を持っているのは、槇原敬之が詞を書くまでもなくあきらかです。
結局人が人に惹かれるのは、一生のうち誰に出会えるのかという因果律と、その魅力に気づくある種のタイミングによるところが多いと、僕は考えています。
いや、このある種のタイミングに、好みというものが支配されていると言ってもいいでしょう。
さて、その「ある種のタイミング」というのは一体なんなのでしょうか?
(つづく)
成分の57%は愛でできている、鬼喜王子です。
最近スクーターを買いましてな。
事務所の人間には危ないからと渋い顔されるのですが、知ったこっちゃない。
ポルコが言うように「飛べない豚はタダの豚」なのだ。
都内を自由に飛び回るのはこれが一番便利である。
ちなみにイタリアのベネリ491RRというスクーターなのだが、大塚愛の「フレンジャー」のPVでスクーターの集団走行シーンで画面右側先頭を走っているのがそれなので、知りたい方はカラオケ等で参照されたい。
というわけで、早速神保町にある「さぶちゃん」に行ってきた。
リリー・フランキー氏のサイトで紹介されていて、前々から行きたかったのだが、平日昼間になかなか神保町に足を伸ばす機会がなかった。こんなとき二輪もっているといいですな。
7席しかない店に長蛇の列。お味はそれなりの価値あり!
お勧めはここに来る人のほとんどが注文する「半チャンラーメン」。
予想以上にボリュームがあるので注意されたい。腹を減らしてから行くべし。
特に女性は覚悟していきましょう!
鬼喜王子です。
先日住友生命秋田支社さまに呼んで頂いて、秋田まで行って参りました。
1時間のショーは昨年の海老名以来(あのテレビにとりあげられたやつですよ!)、ということでいろいろ大変でしたが、お陰さまで大盛況のうちに終わることが出来ました。
朝まで十二時で仕事して、そのまま朝イチ羽田から秋田へ、ショーが終わったらそのまま東京へ帰って、夜は再び十二時、というハードスケジュールでしたが、皆さんが喜んでいる姿を見ると疲れもぶっ飛びますね。この快感を知ると、この仕事はやめられませんな。
疲労が極限に達していて飛行機の中でもあまり寝ることができませんでした。中村獅童のように機内でシャンパンとビールを飲んで寝ようかとも思ったのですが、登場時間が1時間だったので酔いが廻ることには飛行機降りているしそれも出来ません。
そんな訳で何もしないまま、ボーっと機内から窓の外を眺めていると、虹が見えました。
虹というものをみるのも十年振りくらいだったので、虹ってこんなにきれいだったんだ、と思っていました。
飛行機が方向を変えるに従って虹の大きさも変わっていき、そしてとうとう、完全に円形になった虹が目の前に現れました。
地上にいると、どんなに景色が良くても半円の虹しか見ることができません。眼前の円になった虹はこの世のモノとは思えない程美しく、幻想の世界への門のようでした。虹の麓には宝物が埋まっているといいますが、あの門の向こうにはどんなものが待ち受けているのだろう、とそんなことを夢想しているうちに虹は消えてしまいました。
頑張っている僕に、天が見せてくれたつかの間のプレゼントでした。
桑田の曲ではコレが一番好きな、鬼喜王子です。
世界最大の祭典、FIFAワールドカップが終わってしまいましたね。
22人の男達が汗にまみれて一つのボールを追いかけるのを、何十億もの人々が熱狂するのも、あと4年待たなければいけなくなりました。
世界最大のハレ(非日常の世界)がおわり、ケ(日常の世界)に帰っていかなければいけないいま、一抹の寂寥感をおぼえる人は世界にどれくらいいるのでしょうか?
思えばこんな非生産的なものに熱狂できるのは、自然界をみわたしても人間しかいません。換言するなら、別にあってもなくても生存に関係ないものに生命を傾けることが出来るのは、人間の特権といえるのではないでしょうか?
かく言う私・鬼喜王子も、エンターテイメントという、別に人間にとって無くても食うに困らないものに従事している訳です。
仮に今私がこの世の中からいなくなったとしても、悲しむ人間は若干いるかもしれませんが、生存を脅かされる人間というのはまずいません。
また、明日からサッカーというものが消滅しても、それが原因で餓死する人などひとりもいないでしょう。
(プロのサッカー選手だって転職すればいいだけのはなしですから)
それでも僕らはエンターテイメントに熱中し、サッカーに熱狂する。
一文の特にもならないことに命を賭ける。素晴らしき人間かな!
素晴らしき世界の人々よ、また4年後に会いましょう!
それまで僕は、世界一になったジョカトーレに負けないように、エンターテイメントの世界で人々を熱狂させてみせましょう。
ちなみにジダンが逆上して頭突きをした瞬間、浮かんだ言葉は「あとの祭」。
何だかんだいって、毎年土用の鰻は欠かしていない、鬼喜王子です。
夏バテの季節がやってきました。
中国医学においては、夏バテはなってからどうこうするものではなく、ならない体を前もってつくるものだそうです。つまり梅雨前にどれだけ栄養を取って、どれだけ節制を保てるか、これがポイントなのですが、生来後先を考えない性格僕は、すごしやすい季節は思いっきり無理をします。
そうして毎年のように虚脱状態になるのですが…。
夏バテになったら、暑くても食欲がわいて栄養のあるものを食う。たとえばウナギですが、毎日ウナギを食うわけにもいきません。
あと辛いものもいいですが、さすがに毎日となると食傷気味。
そうめんとかだと、なんか物足りないですしね。
そんな訳で、昔から僕が食欲ないときに食べているのは、おにぎりと麦茶なんです。
とりあえずコメには、炭水化物、脂質、たんぱく質、食物繊維、ミネラル等、体に必要なものがすべて(絶対量は少ないにせよ)入っていますからね。
今はコンビニおにぎりが多いですが、ときどきオカンが握ったおにぎりを食べたくなります。
鬼喜王子です。
ただいま十二時では、昨年に引き続き七夕祭開催中です。
例年皆さんに短冊に願いを書いてもらっていますが、様々な夢や欲望が乱舞していて、見ているだけで楽しいです(笑)
中には「こんなモン書くなよ!」ってものまで書いてあります。
皆さんも是非今週十二時に来て頂いて、ご自分の願いを書いていって下さい。
恋は無免許運転(意味不明)、鬼喜王子です。
突然だが、僕は非常に写真うつりが悪い。
Georgeや喜代野は非常にフォトジェニックな人種なので、写真や映像は実物の3倍以上(当社比)カッコ良く映っている。
僕の場合、例えば雑誌に載った記事(もちろん鬼喜王子の写真は最悪だ!)を見て十二時にご来店されたお客様に、一瞬の沈黙の後「実物の方がカッコいいですね!」と言われて、喜んでいいのか悲しむべきなのか困ってしまうことがある、
それでも人前に立つ仕事を続けているのでちょっとはましにはなってきているのだが…。
さて、こうした写真の中でもっともよく映るのが難しいのが、証明写真である。
かつてパスポートを取ったときに、最初は10年でつくろうと思っていたのだが、あまりに写真のできが悪く、5年のパスポートにしたことがある。
昔バイトの履歴書を作っていたときも、写真だけで不採用なのではないかと思うくらいひどい写りだった。
まぁパスポートや履歴書は前もって自分で準備できるからまだなんとかなりそうなのだが、問題は運転免許証である。
その場で撮られるうえに、自動車工場の流れ作業のように次々と写真をとられていくのでそれほど時間は与えられない。だから寝癖がついた写真で2年を過ごしたこともある。起き抜けに行って寝ぼけ眼の写真をとられたこともある。
誰か一瞬で写真写りがよくなるテクニック教えてくれ。
ちなみにこれは今回更新に行ったときのもの。
若気の至り。こういうのが残るのもハズカC!
十二時の営業後、直で行きました。
こんな頭になってしまう、梅雨時に生まれたのが恨めしい…。
鬼喜王子です。
この仕事をしていて大変ありがたいのは、一般の仕事に比べて有名人に会う機会が多いということである。
別にこれはミーハーな気持ちからではなく、何か名を成した人物というのは一流のモノを持っており、それに触れることで自分を高めることができるからである。
別のいい方をすると、一流の人間というのは共通の特徴・雰囲気をもっており、それをまねることで自らも一流に近づけるのである。
具体的に言うと、有名人と呼ばれる人は、概してものすごくいい人であり、また大変謙虚である。
傍若無人に見える人もたまにいるが、根っこの部分ではやはり恐ろしいくらいに謙虚で気配りがすごい。
本当に傍若無人な人はいても、すぐに消えていってしまう。
あと仕事ができるひとというのは、楽しんでいる。仕事を楽しみ、遊びを楽しみ、人生を楽しんでいる。
それが余裕となって、懐が深い雰囲気を作り出しているのだ。
先日楽天証券さんのセミナーでお仕事を頂いたのだが、その現場でエコノミストの藤巻健史さんとお話する機会を得た。
藤巻氏は株をやっている人間なら知らない人はいない、また僕のように全く経済に興味がない人間でも本屋の吊り広告なんかで名前は知っているくらいの大物、「伝説のディーラー」と呼ばれたやり手である。
株や相場で儲けて、死ぬ程お金を持っている、トカゲのように冷血でものすごいやな人間だと予想していたのだが、現実に会ってみると全く反対で、温厚かつ親切な紳士だった。しかもこちらが恐縮するくらい謙虚な方だった。
経済はからきし苦手な僕の子供じみた質問にも、嫌な顔一つせずに丁寧に答えて頂いた。
それと驚いたのは、すぐにメモをとることだった。
僕がラスベガスのマジック事情を聞かれたので簡単に説明すると、公演用の原稿にメモをし始めたのだった。
何故だか知らないが、僕はその姿にすごく感銘を受けたのだ。
その藤巻さんが見ていた(かもしれない)ステージで、パーフェクトな演技ができなかったことが、心残りである…。