実家の寺にクリスマスツリーを飾っていた、鬼喜王子です。
毎年クリスマスツリーが飾られ、クリスマスソングが街頭に流れるこの季節になると、いつも言いようの無い寂寥感に襲われる。
この種のにぎやかさというのは、寂しさの裏返しだからだろう。
考えてみれば、イベント事というのは、必ず2人以上いないと出来ない。
一人暮らしの部屋にクリスマスツリーを飾るやつはいないだろう。いたとしても、それは誰かを求めてのことだと思う。
年々派手になっていく街中のツリーや、11月頃から飾る非常識さも、そんな都会に暮らす人々の寂しさの裏返しなのだと思う。
個人的なトラウマもあって、この季節はどうも苦手だ。
仕事が忙しくなければ、寂しさで気が狂ってしまうかもしれない。