今日も元気だ、ご飯がうまい鬼喜王子です。
日本に帰ってからご飯がおいしいことのありがたさを、噛み締めています。
たかだか、お茶漬けでも、ステーキよりも美味い。
レトルトのカレーも美味い。
吉野家の古古米のご飯ですら美味い。
味噌汁、ラーメンというのもいいですな。
この幸福感はなんなのだろう?
ふとリリー・フランキーが『おでんくんマガジン』の中で、吉田豪のインタビューに答えていた言葉を思い出した。
「アメリカには『湯気の文化』というものがない」
例えば9.11テロのときでも、日本だとしかるべき筋の人(石原軍団等)が「炊き出し」というのを行うのだが、そういうものが無い。
みんなで熱いものを囲んでほっこりしたり、そういうものを提供する=人情という文化が無いのである、という。
そういえば、アメリカではコーヒー以外でアツアツのものを口にすることがなかったなぁ。
スープにしてもなんにしても、食べやすい温度で出てくるし、湯気が立って口の中が火傷するようなものは何もなかった。
美味い・不味い以前に、心も体も温まるような食事をしていなかったなぁ。
それは文化の違いである以上仕方ないことかもしれないのだが、でもあちらのボリュームたっぷりのハンバーガーよりは、一杯のお茶漬けのほうが心に沁みるのだ。
日本の鍋料理は偉大だ。
次回ラスベガスに行くときは、みんなで鍋パーティをやりたいですね。
その前におでんが食いたい…。
湯気の向こうに幸せが見える、という言葉を思い出しました。
ホント、日本の鍋料理は偉大ですよね!寒い季節にはたまりません!(笑)
あと、たぶん日本のお風呂とか温泉も、日本ならではの湯気の文化なのかな〜て思いました。