2007年05月31日
 

稲本潤一、フランクフルト移籍!

マジック界イチのサッカーフリーク、鬼喜王子です。
久々にサッカーの話題を。

イナ(稲本)がトルコの名門、ガラダサライと契約しなかったニュースが流れたとき、「こいつも日本に戻ってくるのかな?」と残念に思っていたのですが、なんと高原がいるフランクフルトに移籍です!
なんで僕がこんなに興奮しているのかというと、ちょっと前に高原が調子を上げ始めたときに、テレビのドキュメンタリーで「(いい中盤の選手がいないので)このチームにイナやシンジ(小野)がいたらなぁ!」と言っていたからなんですね。
今期絶好調だった高原、これから楽しみです。

昔は、代表チーム=精鋭部隊>クラブチーム、だったのですが、今ではクラブチームのレベルが上がって、いつも練習しているメンバーがいるクラブチームのほうが代表チームより強くなっているといわれています(諸説ありますが)。
フランクフルトでのコンビネーションを日本代表に持ち込んでくれれば、今後の代用も楽しみです。

宮本と三都主も頑張れ!

Posted by kiki at 04:43 | コメント (0)
 
2007年05月30日
 

今更ながら…

鬼喜王子です。

今更ながら、2006年度のベストセラー『国家の品格』(藤原正彦・新潮新書)を読みました。
僕はこういう流行モノにはなるべく手を出さないようにしています。というのは、こういうものは、本当に時代の要請によって出現したもので100年後も評価されうるものなのか、それともただ熱病に浮かされたように浮薄なもので、10年後は誰も覚えていないようなものなのか検討もつかないからです。後者のようなものに対してはなるべく時間を割きたくないというのが本音です。
(そういえば村上春樹の小説に出版後20年後だか作者が死んでから20年後かしないと本を読まないという人がでてきましたっけ)

この『国家の品格』も読むつもりはなかったのですが、ひょんなことから手に入ったので読んでみたのですが、正直、100年後も評価される本なのか、10年後に忘れ去れてしまうものなのか見当もつかない。
ただ今の日本、そしてそこに生きる日本人としての自分を考える上では、大変に刺激的な本であったことは間違いないです。

読んだ方はお分かりだと思いますが、大変過激な内容で、幾分差し引いて考える必要はあるのですが、個人的な意見としては、日本が今後すすむべき方向としては100パーセント支持したい、少なくとも今の安部政権よりはもっとマシな国を作ってくれるような内容であります。
この本の中で「日本人の美意識・道徳規範」というのを大変高く評価しているのですが、おりしも2007年度のミス・ユニバースは日本人の森理世さんが選ばれました。
これは日本人の精神美が評価されたこともさることながら、欧米中心の価値評価の基準が揺らいできたこともあるのではないかと思うのです。
(もちろん、日本人の体型が欧米人に近づいてきたというのもあると思うのですが)

またここに日本人が世界で活躍するためのヒントも隠されているのではないかと思います。
どの分野でもそうですが、ナンバー1よりオンリー1、というよりは、ナンバー1=オンリー1です。よく言われるように、日本人が欧米人の真似をしても、絶対に彼らに敵うわけがない。コピーは所詮オリジナルにかなわないのです。
僕たちは僕たちが持っているもので勝負すればよい。頭のよさとか、桜を愛でる美意識とか、礼儀正しさとか。別に着物を着てどうこうしなくてもいいと思うのです。

『国家の品格』は、そういう点で、大変刺激的な本であります。

Posted by kiki at 18:44 | コメント (0)
 
2007年05月23日
 

岩波書店のマークはミレーの「種をまく人」って知ってた?

種無しスイカがいまだにどういうものかわからない、鬼喜王子です。

はしか、が大流行ですね。
早稲田大学を筆頭に校する大学が続出しているとか。
「最近の若いモンは、三種混合うけてないから大変じゃのう。気をつけろよ!」と、対岸の火事を眺めるが如く、余裕の態度だったそんなある日。

親孝行なボクは、上京してきた両親と食事をしていた。そのときに母親が漏らした一言にボクの背筋は凍りついた。
「アンタ、はしかにかかっとらんから注意しなさいよ」
何を言ってるんだい、ママン? ボクはちゃんと小さいときに予防接種をうけているだろう?
「アンタの世代は、害があるとかいう噂がながれて、三種混合を受けなかった谷間の世代だからねぇ」

…やばい、種無しの大ピンチ(笑)。
なんでもこの大流行で、ワクチンも不足気味らしい。
あの汚いガンジス河で沐浴してもまったく病気にならない人間もいるという奇跡を信じて、しばらくは生きたい。


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Posted by kiki at 04:30 | コメント (0)
 
2007年05月20日
 

ブログは今から書く、今書いているぞ、よし、書いた!

こんにちは、鬼喜王子です。

ボクはコンプレックスがあるのかどうかわからないが、あまりお笑い芸人に対しては興味がないし、名前もなかなか覚えない。
そんなボクが最近ハマってしまったのが「ディラン&キャサリン」である。

詳しくはテレビやYouTube等でチェックしていただきたいのだが、要は海外ドラマ吹き替えのカリカチュアである。あの独特のしゃべり方を真似する人は沢山いたと思うのだが、芸という形であそこまで昇華させたことがすごいのだ。

大学生のとき、とあるマジックのイベントの裏方のバイトをしていたことがある。そのときにマジシャンの前田知洋氏と話す機会があって、理想のマジックとはなんぞや、という質問をした。
「相手が心の奥底にもっている、自分でも気付いていないかもしれない願望をかなえてあげること。例えばミルクを出してあげることで、『あっ、オレってミルクを飲みたかったんだ』と気付かせてあげる。それが理想のマジックだ」というのが前田氏の答だった。

言いたくても言えないことを言ってあげること。
やりたいけれどやれないことを、代わりにやってあげること。
本当は自分でやるのがいちばんいいに決まっているのだけど、できないことをやってあげること。
それはマジックだけでなく、芸能あるいは芸術というものの本質の一つだと思う。
だから歯に衣(きぬ)を着せぬコメディアンは人気があるし、世界に挑戦していくスポーツ選手にはみんなが応援する。

あるいは気付いていないことを気付かせてあげる。
新しい自分を発見させてあげる。

いや、もうこれは芸だけの話じゃないかもしれない。
「一流」と呼ばれる人の、条件の一つなのかもしれない。

Posted by kiki at 23:03 | コメント (0)
 
2007年05月13日
 

サーキットの女将

お土産は「仙ちゃん(星野)ラーメン」な鬼喜王子です。

ブリヂストンさんのイベント「POTENZA EXCITING STAGE 2007」に出演するため、岡山国際サーキットに行ってきました。
ここは昔は「英田(あいだ)サーキット」といって、F1も行われたところなんですが、皆さんはどんなところを想像されるでしょうか?
国際レースも行われる近代的なサーキットだから、にぎやかな様子を思い浮かべるかもしれませんが、超山の中(笑)。近くに民家はなく、最寄り駅から20分の行程の間に、鹿が道をふさいでいるのを目撃しました(笑)。

レストランが午後8時にしまると、娯楽どころか食事もままならないという環境の中、もちろんインターネットなど出来るわけもなく(帰りの新幹線の中で書いています)、久し振りに読書と睡眠に集中できる時間を過ごしました(お陰で新渡戸稲造の『武士道』を読破)。

翌日昼間12:00、青空の下という、いつもとはまったく反対の環境でマジックをやりましたが、気持ちいいもんですね。やはり人間は昼間に働く生き物。やっていても気分がさわやかです。風が強くてフローティング・テーブル(飛ぶテーブルのマジック)が、本当に飛んで行ったのには閉口しましたが。

pes_okayama.jpg
このステージでやりました。これはレースクイーンが抽選会をやっているところ

ストリート・マジック(セロなんかがテレビでやっている街中でやるようなマジック)が自然に出来るような環境なのも、楽しかったです。いつもやっているバーで、缶ジュースとかペットボトル使うと不自然ですけど、サーキットだとよい感じです。

僕は車のことはあんまり詳しくないんですけど、好きなことに一生懸命になっている人の姿をみるのは、とても楽しいです。主催者サイドも参加者も、本当に楽しんでいるイベントだな、と思いました。

次回は7/22(日)の第4戦、十勝サーキットに登場いたします。
鬼喜王子、北海道初上陸です。

岡山のうどんの汁が薄いのに、西の人間であることを再確認した鬼喜王子でした。

pes_taiya.jpg
こいつがメインのイベントでした


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Posted by kiki at 08:13 | コメント (0)
 
2007年05月09日
 

GW明け

鬼喜王子です。

結局GW中は、十二時でイベントをやっていて、休みも1日しかない感じでした。
知人・友人からは「休めなくて大変だね~」とか言われたり、親からは「ほどほどに休んで帰ってきなさい」とか言われますが、知ったことじゃねぇ。
平日・休日の区別なくずっと働いている人もいるし、またそんな合間を縫って家族サービスをしているお父さんもいるのです。僕だけが休みたいとか言ってはいられません。
ましてや、好きなことをやっているのだから。

とはいうものの、やはり疲れがたまって「休みたい」と思わないときが、ないでもありません。休みなく働いている人は、よほどのマゾヒストでもない限りそう思うでしょう。

でも、僕たちがそういう人と違うのは、見に来た人から「ありがとう」と言われることなんですね。「来てよかった」とか言われたりお礼のメールを頂いた日にゃ、疲れなんて吹っ飛びます。本当にこの仕事をやっていてよかったな、と思える瞬間です。
考えてみれば、お金をもらって更に感謝されるわけですから、こんなに幸せなことはない。

僕に出来る恩返しといえば、もっと喜んでもらえることをするだけです。また来てよかったと言わせてみたいですね。
そして頑張って働いている人にこそ、時間が出来たら見に来てもらって、楽しんでもらいたいです。

Posted by kiki at 04:40 | コメント (2)

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