あんちゃん、わかってるのかよ!(福山調)、な鬼喜王子です。
あるお客さんから聞いたのですが、最近の女子大生の中にはサークルを作って、組織的に「ウリ」をやっているのがいるらしいです。
一晩5万円。
当の女子大生もあっけらかんとしたもので、「お金がすべて、お金がもらえればOK!」みたいな感じで、恥じらいもへったくれもないらしいです。
そのお客さんはごく当たり前の感性を持った人なのですが、付き合い上、一緒に飲んでいたらしく、「いいパパを紹介してくれ」とか言われて辟易したらしいです。
結論から言うと、お金を至上の価値観として自分の体さえ安く売ってしまう、こんな女の子がでてきたのは、そんな世の中を作ってしまった大人たちのせいで、彼女たちを責めるのは本当はお門違いなのですが、あえて言いたい。
「そこに愛はあるのかい?」(by 江口洋介)
同じ1回のセックスに5万円かけるにしても、女の子をナンパして遊園地とか連れて行って、うまいもん食わせて、キレイな夜景を見に行って、ちょっとしたホテルに行っても、それくらいはかかってしまうわけです。
手間ひまはかかってしまいますよ。でも、それが「愛」じゃないの?
たとえ一晩限りの関係だったとしても、利害関係があったとしても、その瞬間だけは同じ方向を向いていたい。そのときだけは、空いている心の部分が満たされていたいのだ。
キミたちは多分誰かや何かを本当に好きになったことがないのだね。とても可愛そうだ。
いくらカネがあってもあの天に舞い上がるような喜びや、何かに没頭している充実感、恋焦がれる苦しみを感じることは出来ないのだよ。
ときにそれは死ぬほどに、本当に死んでしまう人がいるくらいに苦しいこともある。でもそれが生きているというよろこびなのだ。そこに愛はあるのだよ。
バカな大人たちが作った価値観などぶちこわして、キミの魂の叫びを爆発させればいいのに。今のキミは、心のないロボットのようだ。
札束のベッドで死んでいるフリをするのはもう止めないかい?
学生時代に「売春の心理」を研究していました。いろんなケースがありますが、最も多いいのがプリンスさんのブログのケースです。
遊ぶ金欲しさ、高級ブランド品を買うお金欲しさです。
いずれは過去を封印して都合の良い相手と結婚して家庭を持ち
何も知らない旦那さまに尽くす妻のふりをする。
死ぬまで幕の下りない演技を続ける役者になるのです。
サンダカン八番娼館(山崎朋子著)ボルネオ島のサンダカンと言う町で働いていた日本人売春婦の実話の小説があります。
彼女達はカラユキサンと呼ばれて、お墓がボルネオ島にあるので、訪ねて行った事があります。
彼女達は日本に帰れずサンダカンで永遠の眠りについています。そのお墓の墓石は全て日本に背を向けているのです。
そこにも「愛」は無くお金のためだけに「売り」をするわけですが、人としてのプライドを感じるのです。