映画の方はまだ見ていない、鬼喜王子です。
最近無理のあるライディングが祟って、バイクのブレーキが壊れてしまいました。しかも輸入車だから、部品の取り寄せからやらなきゃいけなくて、修理に大分時間がかかりそうです。
で、最近は電車で通勤するようになったのですが、夜の仕事が長引くと、時に朝の通勤ラッシュのときに帰る時間がかぶるときがあるわけです。
久し振りにラッシュアワーのただ中に巻き込まれて、びっくりしてしまいました。
別に人の多さに圧倒されたわけではありません。
なんというか、圧倒的な負の感情の波が押し寄せてきて、戸惑いを隠せなかったのです。
死人のような無気力な顔をして通り過ぎる人、周囲にイライラを振りまいている人、周囲に攻撃的で感情が乾ききって、まるで戦闘ロボットが通り過ぎているような感じです。
思いやりとか希望とか、そんな言葉とは無縁の世界。地獄だってもっと感情的だろう。
いつからこうなったのだろう? 前からだったっけ?
感受性や霊感の強い人なら、負のオーラに圧倒されて、泣き出してしまいそうな、そんな風景でした。
私もそういうのがイヤで東京に来て以来、
ずっとバイクを移動手段にしていました。
会社に通うようになった当初、
途中の駅で満員電車から押し出されたときには、
なんだか間抜けな状況にもかかわらず、
絶望的な気持ちになったものでした。
そして、そんな状況にも慣れるものなのですよね。
ここ数年間電車通勤はなくなったのですが昔はラッシュの毎日でした。
世間ではサラリーマンというと負の意味で取りがちですが、私はうちの社員も含めて毎日ラッシュアワーで会社に通っているという事実だけで尊敬すべきだと思っています。
毎日 ラッシュアワーで通勤する なんて中々できないですよね。
でもほんと何とかしないとストレス溜まりますよね。
>kenさん
バイクは東京でいちばん便利な交通手段ですよね~。
運転に集中するのもいい気分転換になりますしね。
>MR.Gさん
私は昔(高校生~浪人時代)、電車でくたびれ果てたサラリーマンを見て、「こんな生きる価値もない存在になんか、絶対になりたくねー!」と思っていました。
働くことの意味と生活を支えていく大変さを知った今考えると、我ながら大変不遜で、冷や汗の出る思いです。
世の中のサラリーマン諸氏、本当にご苦労様です。